赤点コーダ〜障害者の親を持つ子供〜

☆プロフィール・両親が聴力障害者・2つ上の姉(健常者)・コーダくん(健常者) 聴力障害者の親をもって思春期は特にキツかった。今は両親が大好きで大切。特に思春期コーダみてくれ、お前だけじゃない、大丈夫だぜ!

【コーダで辛かった事】〜中学時代〜

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皆さんご機嫌よう

 

 

 

コーダくんのコーダ愚痴コーナーだよ

 

 

 

今日はコーダで辛かった事中学時代編だよ

 

 

カラかった事じゃなくてツラかった事

 

 

だよ。オッケー?

 

 

 

いくぜ!

 

 

あれは中学2年生の時の話

 

 

そん時2年A組だったコーダくん(俺)

 

 

んでグループが

仲の良い男女4人組みたいな感じになってたの

 

 

 

授業中ふざける生徒っているじゃない?

そんな感じのチャラけた4人組だったのね。

 

 

 

んで、担任の先生がまだ20代後半位の

若い男の先生だったわけ。

 

 

先生が、若いこともあり俺たち4人は結構先生をからかってイジリたおしてたわけよ。

 

 

 

 

先生からしたら結構頭にくる生徒4人だったとおもうな。

 

 

 

4人はこんな感じ

友達Aくん(リーダー的ヤンキー系)

コーダくん(俺のこと)

Aちゃん (口悪い系女子)

Bちゃん (地味だが悪ブリ系女子)

 

 

 

で、ある日のこと

 

 

担任の先生の授業を受けている最中

俺たち4人はいつも通りふざけ始めたのよ。

 

 

授業中だけどでかい声で話したり笑ったり

立ち上がってふざけるくらいにしてて

 

 

 

いつもよりもおふざけがエスカレートしてしまってたわけよ。

 

 

 

そしたらさ、いつもは

 

 

コラッ!

 

 

位の起こり方の担任が

 

 

「コラーーー!!!ゴラァー!」

 

 

的な。

 

 

ブチギレモードで4人に迫ってきて真っ赤な顔してキレまくるわけよ!

 

 

 

〜ここから会話〜

 

担任

「お前たちいいかげんにせーや!!」

 

友達Aくん

「うるせーし。なにマジギレしてんのや?」

 

Aちゃん

「マジギレうけるんですけど!キモイー」

 

Bちゃん

「、、、(マジギレしてるから空気読んでだまる)、、」

 

コーダくん

「わーお!マジギレ怖いんですけどー」

 

 

担任

「もう許さん!お前たちの親を学校に呼ぶからな!!」

 

Aくん

「は?呼べるもんなら呼べば?」

 

Aちゃん

「よべばー!でも親家にいるかわかんないし」

 

担任

「じゃあ今からお前たちの家に電話して親を呼ぶからな!」

 

 

コーダくん心の声

(電話とか、、、やばいこの流れは)

そう!この時コーダくんは耳聞こえない親の

子供であるレーダーが反応していたのだ!

 

 

ここから地獄の一言友達Aくんが放つ、、

 

Aくん

「てゆうかコーダくんの親耳聞こえないから電話できねーし」

 

担任

「嘘をつくな!!今から電話する」

 

Aちゃん

「本当に聞こえないし!最悪だな!かわいそうだよ!」

 

Bちゃん

「本当なのに!聞こえないから!!」

 

 

授業中の教室内でデカい声でこんなやりとり

が行われて、、

俺は穴があったら入りたいくらい恥ずかしくてたまらないモード突入で黙り込む。

 

 

ここでブチギレしていた担任の顔色が変わり

真顔になり深刻な面持ちでこの一言

 

担任

「コーダくん、本当なのか?」

 

 

コーダくん

「はい。本当だからっハハッ」

 

 

なんかシリアスモードになった雰囲気を変えたくて明るく冗談っぽく答える俺、、。

 

担任

「、、、授業に戻るから静かにしなさい」

 

 

そして変な空気のまま授業が終わった。

 

 

友達達は

担任最悪だな!本当に聞こえないのにな!

 

とか言ってきたけど俺はそんな慰めは

嬉しくない。

 

親が聞こえない事を話題に出さないでほしかった。

 

ヤンチャっぽい思春期コーダの俺にはたまらなくつらい出来事だった、、、。

 

 

ここからがまた辛い、、。

 

 

その授業が終わって休み時間に担任が俺を隣の誰もいない部屋に呼び出した。

 

 

そして、、、

 

 

担任

「コーダくん!すまなかった。君の親が聴力障害者なのを知らなかった。さっきは疑ってしまって申し訳なかった。俺が悪かった。」

 

 

すっごく真面目で紳士な態度で頭を深々と下げて担任が心から謝ってきた。

 

 

悪いのは俺たちなのに

 

 

コーダくん

「いや、ごめんなさい。大丈夫、気にしてないから」

 

 

 

 

 

わかる??

 

この感情?

 

あきらかに俺が悪い事をしたのに

 

親が障害者な事がキッカケにもなり

 

なぜか俺が謝られる。

 

10歳以上年上の立派な先生に

深々頭を下げられて、、、

 

 

俺はコーダとしてクズ人間だ

 

 

そう、再認識した出来事だった。

 

 

今思い出してみれば担任の先生

すごく立派でかっこいいよな。

 

障害者から生まれた子供を傷つけてしまった。

と思ったんだろな。

 

 

なんか

 

 

泣きたくなって

 

 

モヤモヤして

 

 

解決策もなく

 

 

って出来事だった。

 

 

今でもわすれられないね!

 

 

って話。

 

 

思春期コーダまじでいろいろあるね。

 

 

って事^_^

 

バイチャ^_^

 

 

ほんじゃ!

またね!