赤点コーダ〜障害者の親を持つ子供〜

☆プロフィール・両親が聴力障害者・2つ上の姉(健常者)・コーダくん(健常者) 聴力障害者の親をもって思春期は特にキツかった。今は両親が大好きで大切。特に思春期コーダみてくれ、お前だけじゃない、大丈夫だぜ!

CODA(コーダ)とは?

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コーダって何?

と言う疑問を持つ方も多くいるので説明のせるね。

 

CODA(コーダ)

「Children of Deaf Adults」

の頭文字をとったもの

 

deafは耳が聞こえないって意味

 

わかりやすく言葉にすると

 

・聞こえない親を持つ聞こえる子供

 

つまり聴力障害者の息子か娘だよ。

 

ちなみに聴力障害者の事を

・聾唖者(ろうあしゃ)

・聾者(ろうしゃ)

とも呼ぶことがあるよ。

 

このブログを書いてる俺自身は

両親ともに一級聴力障害者だから

100%コーダだよ。

 

ちなみにコーダである俺自身も

2年くらい前までCODAっていうくくりに

自分がなっていることを知らなかったわけ。

本人も知らなかったんだから

健常者(五体満足な人)の人は

ググる事もないし聞く事もほとんどなかった

人が多いと思う。

 

俺が知ったキッカケはYouTube

ゲーム実況みてて面白い実況者が

コーダって名前だったのよ

で、Googleでコーダのゲーム実況調べてたら

コーダ(聞こえない親をもつ聞こえる子供)

ってのが出てきて 

 

びーーーっくり

したのがコーダを知れたキッカケ

 

運命を感じましたよ。

 

ハイッ

 

でね、俺は中学、高校時代

親が耳聞こえない事が

 

・凄く辛くて

・恥ずかしくて

・周りに隠して

・でも両親の事が好きだから恥ずかしいと思っている自分をダメな息子だと思っていて

 

過ごしていた

もじもじコーダ君だっただけに

コーダと呼ばれる自分と同じ環境の仲間に

名前が付いていて

 

しかも!

 

その方達の体験談をみてたら

悩んでいた内容も自分が悩んでいた事と

そっくりで、それを見つけた時は素直に

 

すっごく嬉しかった

 

ほんっとに嬉しかった。

もう30歳超えてんのにさ。

 

自分だけじゃないんだ

 

って言う事がこんなに救われるなんて

知らなかった。

 

俺は友達には明るいお笑いキャラで

悩みなんてないだろう

と見られていたと思う。

だけど心にずーっと

親の事が引っかかってた。

 

だけど二十歳を超えた辺りからは親を思う

気持ちが変わってきてさ。

 

両親共に障害を持っているけれども

 

・仕事をしてお金を稼いで自分達兄弟を育て上げてくれた

 

・まわりの耳が聞こえる親と差がでない様に

頑張って自分を教育して可愛がってくれた

 

・俺や姉に

耳が聞こえない親なんて嫌だ

恥ずかしいから迎えにくるな

なんで耳が聞こえないんだ

 

など凄くひどい事を言われても決して落ち込んだ姿を見せずに強く育ててくれた。

 

今では感謝尊敬しかないよ!!

 

で、このブログを作った理由は

 

・親の事で悩んでいるコーダ達に俺が体験した

エピソードを伝えて

【 自分だけじゃ無いんだ 】

という事を教えてあげたい。

心を楽にしてあげたい。

 

これが第一の目的。

 

それと

 

・聴力障害者のお子さんを持つ親御さんに

【聴力障害があっても必ず幸せになれる

って事を伝えたい。

 

・聴力障害があっても仕事ができる。

 

・家族を持つことだって出来る。

 

・子供を授かる事だって出来る。

 

さらに言えば障害を持つ子供が産んだ子供、

つまり孫にあたる子供も

聴力障害者の息子に生まれて良かった。

と、思わせる事だって出来る。

(実際に俺がそうだから。親は聴力障害者だがこの親のもとに生まれてこれた事を幸せに思っている。

 

あとは健常者の方が聴力障害者やコーダの事を知ってくれる事も嬉しいな。

 

*でも、一つだけ注意点がある

俺的な意見だけどね!

 

俺が親に言われて傷ついた言葉

 

「耳の聞こえない親でごめんね」

 

この言葉はなるべく言わない方がいいと思う。

なぜならこれを言われてしまったら

 

自分はかわいそうな子供なんだ、、

 

って思ってしまうから。

俺は1度だけ母親から言われた事があって

凄く落ち込んだよ。

 

多分だけど

「耳の聞こえない子供に生んでごめんね」

 

と、言うのもなるべく言わない方がいいと思う。

 

障害者が育てる場合も障害者を育てる場合も

強い気持ちで前向きにいた方が

親も子供も幸せになれると思うな。

 

こんな文章めちゃくちゃで選ぶ言葉も汚い。

読む人を傷つける事も書く。

(すでに何名か傷つけました。調子にのっていました。本当にすいませんでした。)

 

 

ブログだけれども伝えたいから書き続ける。

賛否両論ある内容になるけれど

ここにたどり着いたのもなにかの縁だから

のぞいて下されば嬉しいです。

 

もしも近くにコーダな友達がいたら

傷つかない様にそっと

このブログを教えてくれれば

すっごく嬉しいよ。

 

最後に悩んでいるコーダのみんなへ

 

 

大丈夫お前だけじゃない

 

 

コーダの説明↓

 

☆Wikipediaから

 

コーダは、産まれた時から親を通して、ろう文化との関わりを持つ。また、音声言語よりも先に視覚言語-手話を身につけることが多い。この為、コーダが手話と音声言語のバイリンガルとなる率は高い。

コーダのアイデンティティは複雑であり、社会学者による研究の対象となっている。ろう文化や手話に誇りを持ち、手話通訳者となるコーダも少なくないが、逆にろう者の親から生まれたことにコンプレックスを抱くものも、かつては多かった。こうしたコーダの中には、家庭外では一切手話を使わず、手話を捨てる者も居るとされる。NHK手話ニュースキャスターであり、手話通訳士の田中清と丸山浩路はコーダであるが、丸山は長い間自身がコーダであることを公表していなかった。こうしたことからも、コーダの置かれた複雑な状況を推察することが出来る。

一方、彼らより若い世代のコーダであるこころおとの武井誠は、自身がコーダであることを積極的にアピールし、ろう文化の紹介やろう文化と聴者の文化の融合に取り組んでいる。 自身もコーダであるポール・プレストンが著書『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち――ろう文化と聴文化の間に生きる人々』(現代書院 2003年)のなかでコーダについて述べている。